赤ワインには動脈硬化の予防効果、白ワインには抗菌効果があります。
【動脈硬化を予防する赤ワイン】
赤ワインがよく飲まれる南フランスでは、他の欧米諸国同様に脂肪摂取量が多いにもかかわらず動脈硬化の患者が際立って少なく、一見矛盾とも思われる事実が専門家の注目を集めていました。
「フレンチパラドックス」と呼ばれていたこの事実の原因を解明しようという研究は欧米のいくつかのグループを中心に進められ、最終的には日本の国立健康・栄養研究所と民間の共同研究により、1994年に科学的根拠が解明されました。
【抗菌効果のある白ワイン】
アメリカのマーチン E ワイズ教授(Dr. Martin E. Weisse、ウエストバージニア大学HSCN小児科学教室小児科ならびに病理学部門担当)の実験によると、大腸菌やサルモネラ菌に対する強い抗菌効果が認められています。
また、胃腸が疲れて、食欲がおちているような時にも、力強い味方になってくれます。
|